2010-04

第二の矢

仏教の教えに
「第二の矢を受けない」
というのがあるそうです。

第一の矢というのが、嫌のことや人に遭遇した時に、それに反応して怒ったり悲しくなったりあわてたりすること。

第二の矢というのが、それを「あー、腹立つ。どうしよう。」と引きずること。
第一の矢は受けても仕方がない。
それが生きているということ。
第一の矢を受けないような状態は、死んだら誰だってなれる。

歴史などをみると、どんな状況でも全く動ぜず冷静に行動する人がいるけど、それは第一の矢を受けてから第二の矢を受けないように気持ちを切り替えるまでの間がすごく短い人なんだと思う。

第二の矢を受けないようにするには、
そもそも、第二の矢を受けなくてもいいということに気づくことが大事。
「こんな状況になったら悲しむのなんてあたりまえじゃないか」
と言う人は、第一の矢を受けたら第二の矢も絶対に受けないと行けないと思っている人。

戦国時代に山中鹿之助という方がいて
「願わくば、我に七難八苦を与え給え」
という月への願掛けの言葉が有名なんですが、
これも単なるマゾヒズムではなくて(笑)、
どんどん悪いことが起こる、それに全力で対処する、それによって、第二の矢を受けないだけの精神力の強さを身につけていくんだ。
その覚悟を表した言葉のようにも思えます(もちろん、時代背景や本人の信条を詳しく知らないので、本当にそうかどうかはわかりませんが)。

山中鹿之助のもう一つの句もそういう目でみれば、とても納得です。

「憂きことのなほこの上につもりかし 限りある身の力ためさむ」


ちなみに僕は、 「願わくば、我への七難八苦を避け給え」でお願いしたいです(笑)

なますて
あるけみすた
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    Author:アルケミスタ
    商学部卒業後や医療系の大学院、アメリカのバイオベンチャー企業等々を経て、今は会社の運営をサポートを主にしています。
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